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尊敬する指圧の先生に心身共に癒される日曜日【03,いまいちサロンの変化編】

投稿日:2020年9月1日 更新日:

(この記事は3分弱で読めます)

間接的にでも「いつか誰かの気付きに繋がれば」との思いだけでブログを書いている変わり者Ryokoです。

このサイトでは人が何か前向きになれる、偶然の気付きを色んな所に散りばめております。全く同じ情報でも、受け取る側の価値観や心理状態で、同じ形で伝わるとは限らない

伝える側が、どんなにマーケティング学んで、心理戦で、思考を誘導したとしても、伝わる時は伝わるし、伝わらない時は伝わらない。結局は、受け取る側の受け取り方次第。

だから、色ーーーんな所に「気付き」「きっかけ」を散りばめる事を意識してブログ記事を書いております。

 

この記事は「02のつづき」です

恐縮ですが、こちらの記事は前回の記事02後にご覧いただけましたら幸いです。

 

前回は、T先生と出会ったサロンがT先生の入社と共に少しずつ変化をし始めたところまでお話ししました。

今回は、そのリラクゼーションサロンがT先生の入社と共にどのような変化を遂げたのかを具体的にお話して行きたいと思います。

 

元々、スタッフの出入りの激しいお店でした。

「万年求人誌に小さく広告を出している系」とでも言ったら分かりやすいでしょうか?

求人コピーは以下のようなもの。

スタッフはみんな若いです
→ただ定着しないので必然的にそうなっている感じが否めない
わきあいあい
→そう見える写真は載っているけど実際はギスギスしているのがお客さん目線でも感じる
受付同時募集
→申し訳程度に余白に書いてあったりしますので、要はそんな扱いの求人で、実際に採用されてもオーナーに公私混同されてこき使われている感じが見て取れました

 

そのサロンの組織形態は次のような感じでした。

ワンマンな男性オーナーが個人経営しているお店

複数の店舗展開はなし

スタッフの出入りが激しいのでベテランスタッフは皆無

だいたい長くても2年位で辞めるらしく

オーナー以外は常にほぼ新人と言う感じ

円満退職は聞いた事がない

周囲の評判はいまいちだが何故か潰れずに長い事営業はしている

そんなお店でした。

 

オーナーはオーナー価格という別料金の料金表があって、それは明らかに他のスタッフと一線を画す内容の価格設定

印象的に、オーナーは新規のお客さん取りたくないんだろうな…という姿勢が伺えるような金額なので、

そもそも、安さが売りのリラクゼーションサロンに飛び込みで行くような客層がオーナーの施術を希望する訳もなく、オーナーはいつもフラフラしているパッと見「ちょい悪オヤジ風」の方でした。

そのリラクゼーションサロンの施術内容は、時間で決まっており、周囲の競合店に比べて何より安い

そして、営業時間が疲労している人が行きやすい様な時間帯に営業してくれている事も手伝って、評判はいまいちでも、細く長く営業できているんだろうな…という印象でした。

あとは、雰囲気を伝えるためにの補足情報としては、店舗がオーナーの持ち物件ってのも、営業する上では好条件だったんでしょうね。

都会で駐車場を確保しているリラクゼーションサロンは少ないと思うのですが、そのサロンはオーナーの持ち物件って事もあって、駐車場も何台か完備しているので、車で行きたい人にも行きやすい条件が整っているからこそ、長く営業ができているんだろうな…という感じです。

ホントに失礼な話ですが、私が時間にゆとりがあって、本当の意味でリラクゼーションを求めるとしたら選択肢には入らないお店なので。

 

また、マッサージの施術者は、過去、中には上手な方もいらっしゃいましたが、こればっかりは相性とかもあると思うのですが、私がリピートしたいと思える方には出会えていない状態でした。

 

それより何より酷かったのが「受付」の対応。

最低賃金を割っているんじゃないか?というような求人の通り、とにかく質が…苦笑

何人も受付の方を見てきましたが、予約を取ったり、料金の受領をしたりする、言ってみれば接客業のようなポジションなのに、愛想笑いの一つも出来ないような人ばかり

そういう方が、オーナーの好みなのかと思位に、似た系統の方が多かったのですが、

物凄い簡単な計算を間違えてみたり

その間違えに対して絶対謝罪はしないみたいな変な頑固さを見せる方がいたり

ダブルブッキングは当たり前?

そして大体オーナーと揉めて辞めていく…

という受付の方を何人も見てきました。

 

サロンの間取り的には…

ごく狭い待合室に、ごくごく小さなカウンターだけの狭い受付。

マッサージルームはカーテンで仕切られててベットは5台。

隣の人の会話は丸聞こえ。

安く回転させているので、混みあう時間帯には、お客さんで溢れかえる事もしばしば。

予約の取り方をもう少し考えたらいいのに…と思う位に、お客さんが出たらすぐベットをパッと軽く整えて次の人を入れるみたいな仕組みで、

一応コロコロとかはしてくれている風でしたけど、実際どうなのかな…?と思う位に、回転させてなんぼと言う感じの営業形態のお店でした。

 

狭いとは言え、待合室はあるので、待合室にもう少し洒落た掲示物でも飾ればいいのに、しっかり日焼けした何年も前の麻薬撲滅ポスターが大きく陣取っている始末。

季節外れの小さなクリスマスツリーが置いてあったり、

お客さんのプレゼントなのか、今ではあまり見かけない、昭和に流行ったような、折り紙を何重にもしたような手の込んだ飾り物が、もれなく日焼けした状態で埃のおまけと共に飾られていたり…。

このくらいの描写をすれば、どんな雰囲気のリラクゼーションサロンかは、お察しいただけた頃かと思いますが、

昔マッサージ界で?ブイブイ言わせていた癖の強いオーナーが、自己物件と安い人材を使って、暇つぶし程度にやっている。という印象ですかね。

私は、潔癖迄は行きませんがどちらかと言うとキレイ好きなので、気になる点はたくさんありましたが、「安いから仕方ない」と思える程に、掃除とかも最低限と言う感じで、決して人に勧められるサロンではありませんでした。

 

それがですね、私も以前はたまーにしか行っていなかったので、期間が数ヶ月とか半年以上空く事もあったのですが、

T先生が入社され担当になって下さってからは、マッサージをした次の週がとても調子が良かったりもして、「また行きたいな」と自然に思える場所に変わってきたのでした。

 

そして、何となく月に一回程度のペースで通うようになり、行く度に、掲示物が変わっていたり、置物が変わっていたり、一ヶ月に一度のペースですので、こちらもちょうど変化に気が付くわけです。

 

T先生が入社されて1年を超える頃には、電気のワット数上げたんですか?と聞きたくなるくらいに、全体が明るくなり、

麻薬撲滅ポスターのあった辺りには掲示物コーナーのようなものまで設営されて、

新しいスタッフの自己紹介だったり、リラクゼーションのちょっとしたコツだったりが掲示されるようになって行き、

ここで初めてよくあるリラクゼーションサロン位の雰囲気にまでレベルアップしていきました。

 

~【03,いまいちサロンの変化編】はここまで~

次の記事【04,独特オーナー解説編】はこちら

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