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間接的にでも「いつか誰かの気付きに繋がれば」との思いだけでブログを書いている変わり者Ryokoです。
このサイトでは人が何か前向きになれる、偶然の気付きを色んな所に散りばめております。全く同じ情報でも、受け取る側の価値観や心理状態で、同じ形で伝わるとは限らない。
伝える側が、どんなにマーケティング学んで、心理戦で、思考を誘導したとしても、伝わる時は伝わるし、伝わらない時は伝わらない。結局は、受け取る側の受け取り方次第。
だから、色ーーーんな所に「気付き」や「きっかけ」を散りばめる事を意識してブログ記事を書いております。
この記事は「04のつづき」です
恐縮ですが、こちらの記事は前回の記事04後にご覧いただけましたら幸いです。
前回は、独特オーナーのキャラ解説と歴代の無表情娘採用の流れが変わり、明るく挨拶のできる雰囲気のよい女性が採用された所までをお話ししました。
って「そんなのただの基本じゃーん」って突っ込まれそうなところですが、今までの歴代の人と比べるのも失礼なくらいに「普通のまともな受け答えができる人」が採用されたんですよ。
それまでは、受付の人は、みんな「無表情系」と言う部分では似ていたのですが、似ていたと言ってもタイプは真逆の二通り、
ギャル?っぽくて、手が空いているときにはカウンター席で猫背に座ってスマホをいじっているような感じの人
無表情のまま空を見つめるような…良く言えば無心?いや、ちょっと言い方悪いですけど「何か足りない感じ」の人
「無表情」「不愛想」は共通項なのだが、どちらのタイプでも積極的に労働するタイプではない(苦笑)
独特オーナーの発言を借りるようですけど、実際のところ、やはり最低賃金の求人でいつもただ穴を埋めるように慌てて探す求人では質の良い人は集まりません。
しかも最低賃金の上に、募集要項に虚偽ありですから、どっちもどっちなのですが…。
ところが、このT先生の入社後に新しく入ってきた受付Mさんは何とも「まとも」なんです。
正直、特別素晴らしい接客ができる訳じゃないです、恐らく一般的な「普通」なんですけど、それまでいた人が酷く不愛想な人ばかりだったので、
「こんにちは」と言われるだけで、ちょっと驚く自分がいたりする。
更に受付Mさんはいつもニコニコしていて、ちょっと手が空いたら、予約なしで来て待合室で待っているお客さんに
「お待たせして申し訳ございませんね、前のお客さん終わったら急いで清掃しますしますからね」とかって腕まくりをする真似をしながら話しかけて、
場を和ませるような事までするような気の使いよう。
いつだかはオーナーがいないタイミングで、常連風のおばちゃんが受付Mさんに「あんた大丈夫?また変な条件でこき使われてるんじゃないのー?ここはみんな続かないんだよねー。」と言った感じで、余計な話しかけをしていましたが、
それに対しても受付Mさんは「そうなんですか?私は良くしていただいていますよ~」と、さらりとかわせる普通の対応ってのもできる人。
え、ええ、わかってます。
普通なんです。
普通なんですよ。
それって、たまたま受付Mさんが良い人だったんじゃないの?
あんたが話そうとしているT先生は特に関係ないと思うけど?という声が聞こえてきそうですけど、ところがドッコイ、T先生の色んな所への布石が関係している訳です。
このブログのキャッチにもある通り「きっかけは偶然のミックス」なんです。
人が何かに気が付いて、行動に変化を持たせる時って、色んな事がミックスされて、それの積み重ねで、ある時何かをトリガーにして、行動に変わるのです。
もちろん、受付Mさんご自身の元々の素質もあると思いますが、T先生が入社する前だったら、あのオーナーはMさんのような方を採用はしなかったはず。
それまでは、
みたいな採用基準だったのでw
ってゆーか「低賃金で何でもやる人」なんて率先して応募があるわけもないから、それまでは当然何かしら微妙な人しかいなかった。
T先生が入社して、少しずつ少しずつ、誰も気が付かないような小さなところから変化をさせて、オーナーの意識も少し変わってきた。
そんな時に新しく採用された受付Mさん。
何となーく薄暗ーい雰囲気の待合室が、T先生の入社と共に少しずつ変化を遂げで、受付Mさん入社のタイミングで劇的に雰囲気が良くなりました。
あとは、その後スタッフの入退社が激減!
T先生より後に入ったスタッフは、その後ほとんど辞めていないんです。
気が付いたらT先生が一番古株の状態になっておられました。
その後、T先生が具体的に何をしたのかって言う話は次回に持ち越し。
~【05,普通がステキにさえ感じる編】はここまで~
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