(この記事は2分程度で読めます。)
間接的にでも「いつか誰かの気付きに繋がれば」との思いだけでブログを書いている変わり者Ryokoです。
このサイトでは人が何か前向きになれる、偶然の気付きを色んな所に散りばめております。全く同じ情報でも、受け取る側の価値観や心理状態で、同じ形で伝わるとは限らない。
伝える側が、どんなにマーケティング学んで、心理戦で、思考を誘導したとしても、伝わる時は伝わるし、伝わらない時は伝わらない。結局は、受け取る側の受け取り方次第。
だから、色ーーーんな所に「気付き」や「きっかけ」を散りばめる事を意識してブログ記事を書いております。
今日は明日からの長期連休に向けてやらねばならぬな事が山ほどあり、割とハードな一日でした。
私はメインの仕事は明日から長期休暇ですが、休みの間に片付けなければならない仕事もあったりなかったりで、割と忙しいお盆になりそうです。
さて、今日は
立場それぞれの考え
と言う事象について、ブログ記事にしたいと思います。
少し前に、ある企業A社で、それなりの大学を卒業されている、それなりのご経歴の方Bさんを採用されました。
実は採用試験の段階で、人事では色んな違和感は感じたそうですが、そのA社のあるポジションでは人員不足も相まって、悩んだ末の採用の運びとなりました。
採用手続きの段階で、話がかみ合わない事も多く、採用担当者はかなりの違和感と不安感を覚えたそうですが、採用を決めたのは会社上層部。担当者の方は粛々と入社手続きをしました。
問題が起きたのは入社後です。
履歴書の経歴に詐称はありませんでしたが、採用面接試験でできた事が何もできない。
Bさん配属現場の上長が、Bさんのあまりの酷さに人事に直談判「採用は誰が決めたんですか?」と。人事責任者も現場からの声に困りBさんと面談をしました。
責任者:面接試験でクリアできた内容が現場でできていないようだけどどうしたの?
Bさん:面接の時は準備をしてきたのでできましたが、現場では応用のパターンがあるので難しいです。
責任者:現場だから基本以外の事も起こるし、臨機応変に対応してもらいたい。
Bさん:臨機応変って苦手です。細かく説明してもらえないとできないです。
責任者:前職でも経験もあるわけだし、入社試験もクリアしている訳だから、会社としてはできると思って着任させているわけだから・・・。
Bさん:前職でも臨機応変が苦手で先輩にはいじめられていました。子供の頃からも私は何も悪くないのにいつもいじめられていました。細かく説明してくれたら多分できますけど、私に細かく説明してくれない方が悪いんじゃないですか?
あまり詳細を書くわけにはいかないのでかなり割愛していますが、こんなやり取りがあったそうです。
このやり取りを読んでみなさまはどのように感じられますか?
Bさんの立場
臨機応変に対応できない自分に対して、丁寧に説明しない上長が悪い。
上長の立場
何でこんなに使えない奴を会社は採用したんだよ。会社が悪い。
人事の立場
現場で人員が足りていないって声を受けて急遽採用したんだからある程度は現場で育ててよ。
三者三様で立場それぞれですが、ざっくりこんな思いである状況です。
会社(人事)としては、現場の声を受けて、人員が足りていないから、何とか人員を埋めるべく、ちょっとスキル的には足りないかもしれないけど一応採用試験は合格しているし、人員は送り込むから現場で育ててよ。と言う思いだと思います。
上長は、人を入れてくれたのはありがたいけど、使い物にならない。この程度の人材を送り込まれて、現場で育てろと言われるなら、入れてくれない方が良かった。という感情になっているようです。
そして、Bさんはと言うと…
私は入社試験にちゃんと合格している
出来ない事は現場で教えてくれるのが当然
正社員採用された以上安泰~
と言う態度を思いっきり出てしまっているのです。
第三者(私)の目線で見ると、Bさんの態度だけでももう少し違ったら、上長も会社(人事)側ももう少し、気持ち的に感じ方が違うのに…と、残念な気持ちになってしまいますし、やはり実際の周囲も同じ判断です。Bさんがもう少し謙虚に教わる姿勢を見せてくれたら…と。
必要以上にへりくだる必要はありませんが、Bさんの態度は目に余るものがあります。残念ながら「正社員になったからあとは安泰~」という態度を前面に出し過ぎているBさんは、既に、上長や会社から見てお荷物になってしまっています。
Bさんの態度一つで、こんな事態にはならなかったのにな…と感じましたが、私は部外者なので余計な口は挟めません。
個人情報が特定されて失礼があってはいけないので、詳細は書けませんが、今日のこのブログも実話です。
このブログを読んで、どこかの誰かが何か前向きな事を感じ取ってくれたら嬉しいです。
今日もサラッと短めのブログでした。
実話なんだけど抽象的すぎてまたGoogle様に「質の低いサイト」って烙印押されちゃうのかな…汗
今日のこんなブログ記事からでも、いつかどこかの誰かが何かの気付きに繋がったらいいな…と図々しい事を考えている、昭和生まれの元OL、Ryokoでした。
ではまた。